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大学院生医師の医師賠償責任保険についての比較

2021年2月27日

医師を対象とした賠償責任保険の種類

医師を対象とした賠償責任保険には以下の3つがあります。

〇勤務医師賠償責任保険・・・勤務医向け

〇日本医師会賠償責任保険・・・開業医向け

〇病院賠償責任保険・・・病院向け

ここでは勤務医向けの勤務医師賠償責任保険についてお話します

医師賠償責任保険を選ぶ際の確認ポイント

勤務先すべてが補償されるか

常勤先以外にアルバイトを行う場合に非常に重要となってきます。特に大学院生はアルバイトだよりのことも多いため、勤務先すべての補償は欠かせないと思います。

免責金額はいくらか

免責金額とは、損害賠償金の自己負担の額です。

例えばのちほど説明する医師会の医師賠償責任保険の場合、免責金額が100万円のため、100万円を超えなければすべて自己負担であり、100万円を超えた場合も100万円分は自己負担で、超過分のみ補償される仕組みになっております。

訴訟費用などは補償されるか

裁判にも多額の費用が必要です。

できれば訴訟費用の補償もあると安心です。

 

勤務医向けの医師賠償責任保険

では早速実際の医師賠償責任保険はどのような種類があるか見ていきましょう!

勤務医向けの医師賠償責任保険には以下のようなものがあります。

〇民間医局
〇日本医師会
〇卒業大学・学会などの単位で加入するもの
〇その他

それぞれの特徴についてみていきましょう

 

民間医局の医師賠償責任保険

勤務医むけの医師賠償責任保険の料金プランは以下のようになっております(2021年2月現在)

引用:民間医局のホームページより

 

民間医局のポイントとしては、

〇金額が安い
〇免責金額が0円→少額から補償してくれる
〇高額補償まで選べる

また勤務先によらず(嘱託産業医としての勤務までも!)補償があり、裁判の費用も補償の対象となっており、かなり充実した内容になっています。

 

民間医局

 

医師会の医師賠償責任保険

医師会の勤務医向けの医師賠償責任保険のプランは1事故1億円の1種類のみとなっております。

医師会の会費を含めた合計の費用は年齢などに応じて以下のようになっております。

研修医:15000円
研修医を除く30歳以下の医師:39000円
研修医を除く31歳以上の医師:68000円

ただし医師会の医賠責の場合、免責金額は100万円です。
つまり先ほど述べたとおり、100万円までは自己負担となってしまいます。

もし免責金額を0にしたい方は4000円追加すれば可能です

研修医:19000円
研修医を除く30歳以下の医師:43000円
研修医を除く31歳以上の医師:72000円

 

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