第1種衛生管理者 衛生管理者の勉強法:労働衛生

衛生管理者の勉強法:労働衛生1-1.(温熱環境)

2021年6月6日

労働衛生は覚えることが多くて大変です💦

ここでは、自分用に労働衛生の暗記事項をピックアップしたものを公開したいと思います。

   

1.温度感覚:暑さや寒さを感じること

4つの温熱要素と人体側の条件(服装やエネルギー代謝など)に左右される

4つの温熱要素
〇気温
〇湿度
〇気流(風速)
〇輻射熱(放射熱)

  

温熱要素の測定

温熱要素の測定
〇アスマン通風乾湿計(気温・湿度)
〇熱線風速計(気流)
〇黒球寒暖計(輻射熱)

 

cf. 相対湿度(湿度)📢

空気中の水蒸気量とその温度における飽和水蒸気量との比を百分率で表したもの。

  

2.温熱指数

4つの温熱指数
(1)実効温度(感覚温度)
(2)WBGT値
(3)TGE指数
(4)不快指数

(1)実効温度(感覚温度)

気温、湿度、気流の3要素(輻射熱は含まない!)から総合効果を実験的に求め、程度を温度目盛りで表したもの→温度感覚の指標

cf. 至適温度:暑くもなく寒くもなく最適と感じられる温度。様々な条件で変わってくる。

(2)WBGT値(Wet-Bulb Globe Temprature)

気温、湿度、気流、輻射熱(4要素すべて!)を考慮して、高温(暑熱)環境による熱ストレスを総合的に評価する指標

→WBGT基準値を超えたり超える恐れがある場合は熱中症の発症リスクが高まる

WBGT値
〇屋外で太陽照射がある場合
WBGT=0.7×自然湿球温度+0.2×黒球温度+0.1

〇屋内または屋外で太陽照射がない場合
WBGT=0.7×自然湿球温度+0.3×黒球温度

  

(3)TGE指数=作業場の平均気温×平均黒球温度×平均エネルギー代謝率

  

(4)不快指数

気温、湿度によって人間が感じる快・不快の程度を数字で表したもの。一般的にはよく使われるが学問的に合理性があるものとは認められていない

  

おすすめの参考書と過去問

こちら2冊は実際に合格のために使用したものとなります!!

第2種衛生管理者の過去問集はこちら

過去問集はまだ'21~'22年版が出てなさそうですね

出次第リンクを更新しますね!

-第1種衛生管理者, 衛生管理者の勉強法:労働衛生

© 2024 かめちゃん労働衛生相談所 Powered by AFFINGER5